食玩のコレクションについて解説します。

食玩のコレクション

 「食玩」とは「食品玩具」の略で、「おまけ」として食品に付いてくるものの総称です。

 

 日本での食玩の歴史は古く、1927年(昭和2年)のグリコのカードまで遡ります。そして現代でも、もちろん食玩人気は健在。食玩をコレクションする人もとても多いです。現代では食玩のクオリティもかなりアップしているので、そのコレクションもやりがいがあるというものでしょう。

 

 食玩の種類は、フィギュアやプラモデル、ミニカー、カード、バッジなど、多岐にわたります。当然メーカー側は、食玩目当ての人にできるだけたくさん商品を売りたいので、おまけの中身が何だかわからないようにして売ることが多いです。そのため、なかなか目当ての食玩にたどり着けないことも珍しくないのですが、目当ての食玩が出てきたときの喜びを味わうこと自体も、コレクションの楽しみといえます。

 

 食玩のコレクションの際に気を遣いたいのが、食品の消費。「おまけだけ手にして食品は食べずに捨てる」ということは、これまでにも度々社会問題になっています。食玩のコレクションもいいですが、食べ物はくれぐれも大切にしたいものですね。

食玩のコレクションと食品

 食玩をコレクションすることは、子供から大人まで、多くの人の間で楽しまれている趣味ですが、食玩のコレクションには、常に大きな問題がつきまといます。その問題とは、食品の消費。

 

 食玩は多くの場合、コレクションする人に対してできるだけたくさん売るということを目的として、ブラインド式(中身がわからないようなパッケージを使うこと)で提供されます。そのため、特に熱心なコレクターにおいては、欲しい食玩が手に入るまでその商品を買い続け、食品の方がダブついてくると、その食品を捨ててしまうという行動に出ることも少なくありません。

 

 しかし、いくら食玩が欲しいとはいえ、食べ物を捨てることは倫理的にも問題のある行為ですし、消費者からの食品メーカー側への非難にもつながります。そこで近年は、食品の量を極端に少なくして、事実上「食品の方が食玩のおまけ」という形式で売られる商品も増えてきました。

 

 食品メーカー側のこうした措置により、食玩のコレクションをする人が食べ物をムダにする機会が減ったことは事実。しかし、「飽食日本」の食べ物に対する姿勢は、食玩のコレクションをする際は特に考慮したいことの一つといえるでしょう。

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