ピアノ調律と季節
ピアノ調律は、一般には最低でも1年に1回は行う必要があるものとされています。
ピアノの弦には、一本あたり70〜90kgもの力がかかっているため、次第に延びてきて、音の狂いが生じます。ピアノ調律は基本的には、こうした弦の調整がメインになりますが、ピアノの劣化の原因はこれだけではありません。
ピアノはその約半分が木でできています。だからピアノは湿気にも乾燥にも弱いもの。当然季節によってそのコンディションは変わります。そのため、ピアノ調律師の中には、季節によって乾燥剤を入れるなど、季節ごとに違ったメンテナンスをする人も見受けられます。
このように、ピアノは本来は季節によっていろいろ気を使わねばならないものなのですが、日本の季節は大まかに分けると4つ。さらに梅雨時や「秋の長雨」といった湿度の高い時期も含めると、年に何度もピアノ調律を行わなければならないことになってしまいます。
でも、そんなにピアノ調律ばかりやってられませんよね。ピアノ調律はお金もかかるものですし――そこで、家でできる対策としては、せめて湿度の高いときには乾燥機を使ってみると、大分ピアノのコンディションが変わってきます。
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季節ごとの影響への対応
ピアノ調律はピアノのメンテナンスの基本です。しかしピアノ調律以外にも、普段からピアノについて気を配ることで、ピアノのコンディションはよくなり、また寿命も違ってくるものです。
ピアノ調律以外で気を使うことの代表的なものとしては、季節ごとの環境の変化への対応が挙げられます。ピアノは木材や金属、フェルトなどによってできていますが、いずれの材料も、季節の移り変わりの影響を受けるものばかりです。たとえばハンマーフェルトや木材部分は、季節によっては虫がわくこともありますし、湿度の影響も受けます。金属部分も、湿度によっては錆びることも珍しくありません。
「ピアノ調律は最低でも1年に1度」とはよく言われることですが、これはあくまでも目安で、コンサートホールのものや使用頻度が特に高いものに関してはその限りではありません。同様に、季節ごとの気温や湿度、ホコリ等の影響を受けやすい場所にあるピアノの場合は、ピアノ調律の頻度を増やし、ピアノ調律師にピアノ全体の大まかなチェックをしてもらうことをオススメします。




